皆さま、こんにちわ。
着物をレンタルして京都で遊ぶ日が雨降りだったらどうしよう…誰もがチラッと不安になるお天気。今日は、雨降りでも楽しめる「友禅染体験」をご紹介します。
作家さんからマンツーマンで染の技を教えてもらえる貴重な体験ですよ♪
きものを鮮やかに彩る、京友禅。
その伝統工芸士である黒島敏さんは、
「多くの方にきものに親しんでもらいたい」と、
自社の「びん工房」を開いています。
工房では、黒島さんの職人技や手掛けた作品を
目近で拝見することができます。
さらに「もっと身近に感じてほしい」と、
友禅染の彩色体験を行っているんです。
今日は姉妹店「てくてく京都」スタッフの里穂ちゃんが、友人の早紀ちゃんと一緒に体験します(^▽^)/ (この日スタッフが着ている着物は「てくてく京都」の夏着物です)
友禅作家が手ほどきする
繊細な友禅染めの色付け
ではでは、本題の体験スタートです。
最初に用意されている柄から、
好きなものを選びます。
里穂ちゃんは「貝合わせ」、
早紀ちゃんは「花筏」です。
初めてでも塗りやすいように、
柄を金で縁どられています。
彩色には顔料を用います。
「好きな色を作りますので、言ってくださいね」
と千佳さん。
最初に黒島さんに、
彩色のお手本を見せてもらいます。
ふたりとも「キレイ」「すごいね…」と感嘆。
熟練の職人さんの手さばきは、鮮やかです。
「濃い色は先に塗らずに、刷毛でしごいてから。
刷毛の角を使って塗っていってや」と黒島さん。
緊張気味なふたりに、丁寧に教えてくださいます。
思わずハマる!
友禅染めの彩色は
オトナ女子の美的塗り絵⁉
いよいよ、彩色していきます。
慎重に、少しずつ。
一度色を付けていくと、
見る見るうちに、楽しくなっていくみたい。
どんどん、自由に色を付けていきます。迷ったら、千佳さんが丁寧に教えてくださいます。
里穂ちゃん、「ハマりますね~」とテンポよくて、けっこう早く仕上げちゃいました。
早紀ちゃんは、細かな柄に慎重に色を乗せていきます。「塗り絵、好きなんです」と早紀ちゃん。
何だか、得意そうな雰囲気、してましたよ(^▽^)
完成です!
キレイですね(#^^#)
大判のハンカチなので、
お食事する時の膝かけにも使えます。
体験後には、黒島さんの職人技を拝見することもできます。こちらは、生地に直接下絵を描いておられます。
「手描きは、要望を聞きながら、お客さんの好きな柄ができるのがええところ。何でも描きますよ」と黒島さん。
本当に何でも描かれる所を目の当たりにして、ふたりとも、びっくり。仕上げられた作品や新作も、いろいろ拝見できます。
「びん工房」での彩色と工房見学、ステキな体験でした💕
みなさんも、感動体験してみてくださいね。
びん工房
京都市下京区油小路通松原上ル
075-371-9005
友禅染め彩色体験:ハンカチ1500円(外税)
予約制 1日10名まで