こんにちは~♪急に朝晩冷え込むことが増えましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?10月にはいってから京都の街もすこしずつ人が戻ってきた気がします。秋の観光シーズンもこれからが本番!ぜひお気に入りの着物で散策してくださいね。
さてさて、今回はイロドリキョウトのお客様にとっても人気のお店を紹介します。この写真を見て、「あ♡インスタで見たことある~」という方も多いのではないでしょうか?
実はココ、みたらし団子で有名な京都の老舗甘党茶屋「梅園」が手がけた甘味処「うめぞの茶房」なんです。どんなところなのか気になりますよね!というわけで、「着物でのお出かけは初めて」という大学生のかなみちゃんと、ありちゃんと一緒にお出かけしてきましたよ~♪
「うめぞの茶房」があるのは、JR京都駅から北へ向かって7キロほどのところ。この一帯は紫野と呼ばれ、平安初期には皇室や貴族の狩猟場だったんだそう。近くには一休さんゆかりの大徳寺や、良縁祈願で知られる玉の輿神社こと今宮神社もあるんです♡超メジャーな観光コースではありませんが、街の中に色濃く残る歴史や文化に触れることができるおすすめエリアなんですよ♪
真っ白な暖簾をくぐり店内に一歩足を踏み入れると、目にとまるのが、レトロアンティークなショーケース。中には、少量の寒天とわらび粉を合わせた餡子に生クリームや果物をトッピングした「かざり羹(かん)」というオリジナル菓子がずらりと並んでいます♡
「若い方に気軽に和菓子を味わってもらいたい」というコンセプトのもと考案されたかざり羹。和テイストながらまるで洋菓子のようなキュートな見た目に、「かわいい~♡」「どれにしようかな♪」と二人も声を弾ませます。常時8種類ほどあり、四角い形は定番モノ、まるい形は季節限定とのこと。テイクアウトもできますが、商品を選んで2階へあがります。
やわらかな光が天窓から差し込む2階のカフェスペースは、のんびりとした時間を過ごすのにぴったり。築100年以上の町家をリノベーションしただけあって、どこか懐かしい雰囲気が漂い、着物でのお出かけにオススメです。白を基調とした壁に、くすんだ緑と淡い赤の着物がしっくり馴染んでいて、とっても絵になりますよね~♪
今回チョイスしたのは(左手奥から右回りに)、一番人気の「レモン」(350円)「抹茶」(380円)「フランボワーズ」(350円)「紅茶」(380円)。陶芸家・高木剛氏が手がけた高台皿の上に、ちょこんと乗っている手のひらサイズのかざり羹は、美味しさはもちろん見た目の可愛さも追求した逸品なんだそう。トッピングも果物、ナッツ、ハーブ、生クリームなど餡に合うよう一つひとつ趣向が凝らされているんです!
ドリンクは焙じ茶や煎茶、コーヒー、季節の和紅茶などが取り揃えられています。どれもかざり羹に合うよう厳選しているとのことなので、セットで味わうのがオススメですよ~。
ちなみに取材スタッフがいただいたのは、生クリーム、ほうじ茶の茶葉、ライムが飾られた、白あんベースの「レモン」。ほのかに香るレモンの風味と白あんの甘さが絶妙で、生クリームとのバランスもいいんです。和と洋の素材がさりげなく調和していて、まさに新感覚の和スイーツ!水ようかんのような瑞々しい口当たりで、さっぱりといただけちゃうのも嬉しいですよね♡
お店のスタッフさんによると、着物を着た女性のお客様の来訪も多いとのこと。建物はもちろん、家具や食器、カラトリーに至るまでこだわりを感じさせる空間だからこそ、多くのオシャレ女子の心を掴んで離さないのかもしれません。取材スタッフもお気に入りの着物で再訪したいなぁと思わされた素敵なお店でした♪ぜひみなさんも、イロドリキョウトの着物で「うめぞの茶房」にお出かけしてみてくださいね~。
今回紹介したお店↓↓↓
「うめぞの茶房」
営業時間:(現在時短のため)12:15~17:30(17:00LO)
定休日:不定休
※営業時間は変更になる可能性あり。詳細はHPで確認を。