せっかく着物をレンタルするんだから、飛び切り可愛い自分になりたい！そんな気持ちに応えるために、簡単にできて間違いがない「似合う着物選びのコツ」をお伝えします。

人のお肌にはパーソナルカラーと呼ばれる生まれ持った色や質感があります。専門家に診断してもらうと、イエローベースの春タイプか秋タイプ、ブルーベースの夏タイプか冬タイプと４つに分類してもらえますが、今日は、自分が何タイプに属するかわからない人でもパーソナルカラーの考え方を取り入れて着物を選ぶ方法をお伝えします。
◆用意するもの：ゴールドとシルバーのアクセサリー１つずつ
ゴールド系かシルバー系、どちらを付けているときお肌がキレイに見えますか？ゴールド系の方はイエローベース、シルバー系の方はブルーベースと考えます。
着物選びで迷ったら、指輪などを着物に添えて、ゴールドかシルバーかどちらが似合うか見てみましょう。違和感なく馴染む方が「似合っている」状態です。
イエローベースの方はゴールドアクセサリーが似合う着物を、ブルーベースの方はシルバーアクセサリーが似合う着物を選ぶとキレイに着ていただけるはずです。
例えば、同じグリーン系の着物でも、こちらはブルーベースの方に似合うグリーンです。

↓　少しくすみのある落ち着いたグリーンはイエローベースの方がキレイに着こなせる色です。

次はイエローを見比べてみましょう。黄色はイエローベース！というわけではないんですよ。レモンイエローを思わせる黄色はブルーベースです。

一方、バナナイエローを思わせる黄色はイエローベースですよ。

黄色が着たい！と思ったときには、黄色もいろいろな色味があるので、注意してくださいね。
次はパープル系を見比べてみましょう。こちらはブルーベースのパープルです。絵の具の紫色に青を一滴垂らしたような紫はクールでかっこいい印象です。

次に、イエローベースのパープル♪紫色に黄色を一滴垂らしたような紫。あたたかみがあってほっこりした印象です。

次に、判断に悩みがちなブルーを見比べてみましょう。下の写真はブルーベースの水色になります。

くすみがあり、ほっこりとした落ち着きのある青はイエローベースのブルーになります。

いかがでしたか？着物の色はカラフルで、イエローベースの色とブルーベースの色が混在していることも。そんな時は分量が多いベースカラーに注目して見比べてくださいね。

自分がイエローベースかブルーベースか分からない！シルバーもゴールドも似合ってる気がする！そんな場合は、どちらの着物でも似合います！お肌の水分量が多く、きめ細かな状態だと、着物の色がきれいにお顔に反射し、どんな色味でも着こなせます！自信を持って着物選びを楽しんでくださいね。